白かえる通信Ⅱ=きて みて はっけん 上高地線=

信州の城下町松本から 山の玄関口新島々へ〜アルピコ交通上高地線の話題をお送りします。

2021年05月

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このところ曇りがちの天気が続いた信州松本でしたが、この日は夕方になって久々にすっきりとした青空が広がりました。この日は『本の駅・下新文庫』の日でしたので、そちらを終えてから沿線に出向きました。(33列車/下新-北新・松本大学前/2021.4.23)
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大分日が長くなりましたので、1枚目のポイントでもう一本下り列車を待って撮影。この時は風もなく、青空の下での理想的な水鏡となりました。その後信濃荒井-大庭のストレートへ移動してもう一枚。(左:35列車/下新-北新・松本大学前・37列車/信濃荒井-大庭)

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〈新村駅から〉待合室にある座布団が新しくなりました。これまでと同様、沿線の福祉施設を利用されているお客様から寄贈されたものです。(左)/新村駅窓口では上高地線イメージキャラクター渕東なぎささんのグッズ・記念乗車券を販売しています。今年4月に売り出し、一旦品切れとなった「ミニ駅名板」も入荷しています。新村駅窓口の営業時間は7:20-15:05(平日・休日ともに)です。

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5月の連休頃から曇りがちの天気が続く信州松本。西日本では観測史上最も早い梅雨入り宣言が出されましたが、長野県を含む関東甲信越地方も時間の問題でしょうか...今回は上高地線の波田から渕東にかけての沿線で撮影したカットをご紹介します。(10列車 2021/5.20渕東-波田)
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沿線の田んぼでは初旬に植えられたイネが見ぬ間に生長。渕東駅そばのカットは駅近くのお宅の鯉のぼりを入れた一枚です。お天気がお天気なだけに実感に乏しいのですがまだ5月なのですね...。(右:31列車 2021/5.16 波田-渕東・左:24列車 2021/5.20 渕東)
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鉄道写真を撮る人(筆者を含む)には余り歓迎されない曇り空ですが、光線条件を気にしないで済む分、普段とは異なる場所・時間でシャッターを押す楽しみ方もあります。特に多くの架線柱が線路の南側に立つ上高地線の場合、車両主体のすっきりとした構図は、寧ろこうした曇りの日の方が気軽に撮影できます。(19列車 2021/5.20 波田-渕東)

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5月20日付の市民タイムスに「上高地線利用者 過去最小」の見出しで記事が掲載されました。記事によると2020年度(2020年4月〜2021年3月)の上高地線の利用者数は112万4000人で前年度比35.8%の減少。記録が残る1963(昭和38)年以降では最も少なくなりました。

内訳は、通勤定期:21万4000人(10.9%減)/通学定期:61万3000人(34.5%減)/定期外:29万7000人(48.3%減)となっており、観光需要の大幅な縮小や、休校・オンライン授業の実施による通学利用の減少など、コロナ禍の影響を強く反映したものとなっています。
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ところで、上高地線の利用者数は近年増加傾向にありました。(参考:平成18年度:131万人(当時の最小値)→平成23年度:150万人→平成26年度:159万人→平成29年度:168万人)中でも、通勤・通学の定期利用については、割引率の高い定期券の販売や、スマホ定期券の導入、松本市の施策などで、堅調に利用者数を増やしてきたところです。2020年度の内訳をみても、6~7割が通勤・通学定期で利用されるお客様であることも、その証左といえます。

感染症対策と並行しながら、こうした定期利用のお客様に向けた取り組みを継続して実施することが「生活路線」である上高地線を維持してゆくのためのひとつの道ではないでしょうか。(筆者個人としては、公設民営化など行政の積極的なバックアップも期待したいところではありますが...)

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5月14日上高地線波田駅に宅配便受け取りロッカー「PUDOステーション」が設置されました。宅配便受け取りロッカーは、利用者が外出先で荷物の受け取り(発送)ができることに加え、事業者側も再配達を減らすことができるといったメリットがあり普及が進んでいます。長野県内では、ヤマト運輸の直営店や商業施設での設置事例がありますが、県内の駅への設置は今回が初めてのことです。(筆者調べ)
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ECサイトを利用した商品購入が活発に行われる昨今の情勢はもとより、ベッドタウンという地域特性上、波田駅を利用されるお客様の中には、昼間家を留守にするため、荷物の受け取りに苦慮されていた方も一定数いると思われます。このような宅配便受け取りロッカーは非常に重宝されるのではないでしょうか。

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今回は上高地線下新駅周辺で撮影したカットから数点をご紹介します。一枚目は水鏡に映る北アルプスと上高地線電車。この組み合わせは以前からずっと撮りたいと考えていたもの。いわゆる「後追い」写真ながら、ようやく満足いくカットが撮れました。(7列車 上高地線大庭-下新)
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1枚目と同じ列車を写したもの。通称"東山"をバックに新島々ゆき電車がやって来ました。こちらも綺麗な水鏡です。二兎追うものは...なんて諺もありますが、こうした場面を黙って見逃す訳にはいかないのです(7列車 上高地線大庭-下新)
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こちらも同じ列車をそれぞれ異なる構図で写したものです。場所は北新・松本大学前-下新の区間。この日の朝は、西に乗鞍岳、北に常念岳が見えました。こうなればもう「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」の精神でどんどんシャッターを切るのみです。(8列車 北新・松本大学前-下新)

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