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アルピコ交通上高地線は8月14日(土)に「田川橋梁」(西松本-渚/松本起点0.4K)が被災し、一部区間で電車の運行ができなくなっています。現在は当該区間を含む松本駅〜新村駅の間でバス代行による運行を行っています。(上高地線代行バスのご案内はアルピコ交通公式サイトをご覧ください。)

一枚目は22日(日)夕方の新村駅の様子です。上高地・新島々方面からのお客様約20名が、松本駅ゆきのバスに乗り継いでいました。田川橋梁の復旧には相当の時間が掛かることが見込まれ、これから始まる秋の紅葉シーズンの入り込み客数にも影響を与えそうです。
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2枚目は翌23日(月)朝の新村駅の様子です。既に何度かお伝えしたように、上高地線は、通勤・通学などの定期利用のお客様が全体の6〜7割を占めています。新村以西の各駅(三溝〜波田〜新島々)からご乗車のお客様も多く、電車から代行バスへの乗り換えの手間や、移動時間の増大など、日々の生活に影響が出ています。

上高地線電車・代行バス時刻表(2021年8月23日〜当面の間)(PDF)
例えば、波田駅から松本駅まで乗車した場合、電車+代行バスで40分かかります。(電車の場合は24分です。)また、これはダイヤ上の所要時間であり、代行バス区間の道路状況によっては、より多くの時間が掛かることもあります。
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多くの県立高校で2学期が始まったこの日。列車によってはバス1台でお客様を乗せ切れず、2台、3台とバスを追加して運行する便もありました。またバスについては路線バスタイプの車両のほか、写真のような観光バスタイプの車両もこの日から導入されています。路線バスタイプの車両の台数が不足するため、止むを得ず導入されたそうです。

sketch-1629632521767~2他の交通事業者と同様に、アルピコ交通もコロナ禍による大幅減収、慢性的な乗務員不足など、厳しい経営環境に立たされています。こうした中で、発災後2日後(16日)より、バス代行を開始→1週間後にはダイヤの見直し・運行台数の確保など、地域輸送の確保に努めています。

田川橋梁の早期復旧を願うと共に、交通機関としての使命を果たすべく奮闘する職員のみなさんに、筆者個人としても感謝の気持ちを持ち続けていきたいと思います。